ラディアント

変化球感満載!特殊なアイロン『ラディアントW』について解説します

ラディアントのアイロンの中で詳細があまり明かされていないものがあります。

それが『ラディアントW』です。

 

見た目はラディアントミニなのにプレートが飛び出ている??

 

この記事ではラディアントWについて詳しく解説をしていきます。

購入を検討されている方はぜひご参考にしてください。

ラディアントWとはどんなアイロンなの?

ラディアントWは少し変わったアイロンです。普通のアイロンと違う点は次の3つ。

  1. プレートが枠から飛び出している
  2. 片側と両側の温度の区別が可能
  3. プレートが18mmとやや細め

順番に解説をしていきます。

プレートが枠から飛び出している

通常のストレートアイロンはアイロンの枠の中にプレートが収まるものが一般的です。

しかしラディアントWは枠から飛び出しています。

 

この効果により今まで挟むことができなかった根元のギリギリまで伸ばすことができます。

また根元から曲げながら熱を入れることができ柔らかい印象のストレートスタイルを作ることができます。

片側と両側の温度の区別が可能

通常のストレートアイロンは両側が熱くなるものが一般的です。

しかしラディアントWは両面はもちろん、片面のみの熱入れを行うことがスイッチ1つでできます。

 

のちに解説しますが、片熱のアイロンは床屋さんのコテパーマを元に考えられたそうです。

 

まっすぐに伸ばしたい場合は両熱、柔らかく曲げたいときは片熱と使い分けることで今までにはないアイロンへと仕上がりました。

プレートが18mmとやや細め

ミニについで2番目の細さを誇るのがラディアントWです。

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他のモデルと比較してコンパクトなので細かい部分への対応ができます。

またミニほど小さすぎないのでボブ〜ミディアムレングスの方への対応も可能で幅広く使用することができます。

ラディアントWは床屋さんのコテパーマの理論に基づいている

床屋さんには独自のコテパーマというメニューがあります。直毛の方を柔らかいヘアストいるに仕上げることやパンチパーマなどの強いウェーブを作ることができるメニューです。

 

コテパーマの行程は次のような流れで行われます。

  1. 1剤の塗布
  2. 流し
  3. 乾かす
  4. 専用の極細のコテで熱入れ
  5. 2剤
  6. 仕上げ

これは美容院でいうところの縮毛矯正やデジタルパーマなどに近い施術内容になります。

美容院でのコテパーマの発想

このコテパーマに使用する理論に基づいて作られたのがラディアントWです。

 

床屋さんで熱入れの際に使用するコテは片熱で髪を曲げながら熱を入れていきます。

その発想を元に片熱と両熱の選択ができ、髪を曲げることも伸ばすこともできるように改良を加えたようです。

 

特にコテパーマはかけた後にゴワゴワ感が残ってしまうというデメリットがありますがラディアントWの場合はシルクプレートの効果で柔らかくかけることができ個人的にはお気に入りなポイントです。

ラディアントWでできること

これらのことからラディアントWでできることは次の3つです。

  • 癖が強い部分の縮毛矯正
  • 柔らかく仕上げる縮毛矯正
  • ショートレングス〜ミディアムレングスのワンカール前後のパーマスタイル

どちらかというと自宅での使用よりはお店で専門的に扱うことが中心となるアイテムです。

 

短いレングスで縮毛矯正をかけられるお客様が多い美容師さんはできる幅が増えるので1本持っておいて損はないと思います。

ラディアントWまとめ

あまり情報が少なく詳細がわかりにくいラディアントWですが1度使うと唯一無二の存在があり短いレングスへの対応時はなくてなならない相棒です。

特に前髪やボブスタイルのネープなどの仕上がりはお客様でも違いがわかるくらいに好評です。

検討している方はぜひ試してみてください。